技術系求人状況の実態                   《2008年12月》

今月も複数の親しいヘッドハンターたちの感想・コメントを記載します。

2008年12月時点での求人状況は、12月前半に求人が減少し、年明け前に4%ほど増加しています。 但し、あくまで公募としての求人数であり、潜在的なニーズかと感じています。 公募していても、どうしても必要な人材がコンタクトしてきたときだけ、採用する、といったスタンスだと思います。

外資系企業の近況

例年であれば、12月に1月以降の新年の採用計画が発表になるところですが、今年に関しては、説明会があったところは皆無です。

今までの求人計画の空き枠(まだ充足されていない人数分)に関しても見直しがかかっており、従来計画を年度末まで引き続き継続する程度なら、まだよいほうだと思います。 また、年明け(2009年1月)より求人が凍結される会社もあり2,3月までは(あるいはそれ以降も)この状況が続くかもしれません。不況といいますか、経済恐慌の影響が、人材戦略そのものにも出ております。

12月度求人状況

分野 11月 小計 比率
ソフトウェア・ネットワーク関連 18739
電気・電子・機械・メカトロ関連 10967
化学・素材・医薬・食品関連 1639
建築・土木・不動産関連 5314
  36659 44%
医療・福祉・介護関連 7059
販売・サービス関連 9206
営業関連 12710
コンサルティング・金融関連 1627
経営・企画・事務関連 9477
クリエイティブ関連 6577
その他(団体職員、他) 211
  46867 56%
合計 83526

技術系求人の内訳

a ソフトウェア・ネットワーク関連 19710 52%
1 オープン・Web系 10161 27%
2 汎用系 11083 3%
3 制御系 1865 5%
4 ネットワーク系 4076 11%
5 通信インフラ系 89 0%
6 プロダクト系 264 1%
7 コンサルタント・プリセールス 877 2%
8 研究、管理職、その他ソフトウェア関連職 1240 3%
b 電気・電子・機械・メカトロ関連 11178 29%
1 研究・開発・設計関連職 5538 15%
2 生産・製造技術開発、生産・品質管理・検査・保証 2957 8%
3 管理職、サポート、その他電気・電子・機械・メカトロ関連職 2683 7%
c 化学・素材・医薬・食品関連 1660 4%
1 研究・開発関連職 696 2%
2 治験・臨床開発関連職 240 1%
3 生産・製造技術開発、生産・品質管理・検査・保証 641 2%
4 サポート、その他化学・素材・医薬・食品関連職 83 0%
d 建築・土木・不動産関連 5538 15%
1 管理職、研究・開発・設計関連職 2172 6%
2 施工管理関連職 1826 5%
3 不動産関連職 665 2%
4 工事スタッフ、その他建築・土木・設備工事関連職 875 2%
合計 38086 100%